目を合わせるということ・・・川村

1月25日は都立推薦入試の前日でした。

 

とある受験生の一人が、面接練習をしたいと電話をくれました。

 

もちろん、不安があってのことで、緊張も膨らんできて練習を申し込んでくれたのだと思います。

 

その子は決して積極的なタイプではなかったので、このように自分から電話連絡をして塾に来てくれた事に成長を感じました。

 

また、塾に到着したときの様子や、終わった後の態度という部分でも、相手を敬う姿勢をきちんと表現できていることに感動しました。

 

 

「推薦入試」というと、

 

面接で何を話そう、作文をどうやって書こう、というテクニックの部分に寄ってしまいがちですが、

 

それよりも大切なのは気持ちの部分ではないでしょうか。

 

「私のために面接の時間をつくってくれてありがとうございます」という気持ちから始まり、

 

「せっかく時間を作ってくれたのだから、自分のアピールできるところはすべて出し切ろう」という想いを持つ。

 

この事がしっかり相手に伝わった時に、合格を手にできるのだと思います。

 

 

 

さて、

 

この推薦入試が初めての入試という人も多いと思います。

 

おそらくとても緊張します。

 

けれど、今年の受験生は面接練習をしていると、皆さんしっかりと目を合わせてくれるので頼もしく思っています。

 

推薦入試は人と人との入試です。

 

作文を読む相手がいる。あなたの言葉を受け取る人がいる。

 

しっかり気持ちをぶつけてきてください。

 

そうすれば後悔はないはずです。

 

 

落ち着いて、頑張ってきてくださいね。